学校で学ぶさまざまな教科内容は,自分で探究ができるようになることを目指しています。
探究とは,
・いろいろな活動をやってみたり,いろいろなものに関心をもってみたりする
・その中で,課題(解決したい問題や深く知りたいこと)をみつける
・課題を解決するために,教科で学んだ知識や技能を使う
・課題を解決するために,自分で情報を集める
・集めた情報を,整理したり分析したりして,自分にとって新しいことを発見する
・わかったことをもとに,自分なりの考えをつくり出す
というような流れですすむ「深い学習」です。
学校では,「総合的な学習の時間」や「総合的な探究の時間」でこの力を身につけますが,家庭でもすすめることができます。
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【例】
- 対象:中~高学年
- 課題のヒント:マンガ冊子をつくってみよう
- 関連教科内容:算数(倍数),国語(新聞をつくろう,お話をつくろう)
- 参考にしてほしい活動のながれ
- まずA41枚の紙を使って,マンガ冊子を作ろう。A41枚を二つ折りにして冊子のようにしてみよう。何ページの冊子になるかな。
- いろいろな本のページ数を調べてみよう
- 本のページ数に共通することを見つけよう本の総ページ数に規則はあるかな
- 本のつくり方を調べよう本はどうやって綴じられているんだろう
- わかったことをまとめよう。1枚の紙に活動の流れやわかったこと,自分の考えをまとめてみよう。
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探究の成果は,プレゼンテーションをしたり論文を書いたりしてまとめることが多いのですが,ここでは,1枚の用紙(1枚ポートフォリオ)に探究の流れをまとめてもらいます。
【見本】
できた1枚ポートフォリオは,下にあるリンクのフォームに提出しましょう。定期的に,よくできたものを紹介していくよ。